hideとは、XJAPANのギタリストでありソロミュージシャンでもある。
一昨年生誕50周年ということで、hide関連のリリースやイベントが続いていたのが記憶に新しく、今年の3月はXJAPANの映画もとうとう日本で上映される。
もともとこのサイトのブログ名もSPEAD FREAKS BABY ROCKET DIVEとしており
これは言わずもがな、hideのROCKET DIVEの歌詞から取った。
それほどhideに影響を自分は受けている。
1998年とは…
hideが亡くなった年。自分は高校生であったのだが
hideがいなければ楽器やロックに興味を持てなかったかもしれない。なによりもギターに興味を持った点が大きい。
98年はソロ活動の年であったため、彼がギターを持っているケースは少なかったが、ROCKET DIVEのPVでギターを弾いている映像などが残っており、やはりhideのスタイルが格好良かったなと今も思う。
とても19年前の人とは思えない程、古さを感じないから不思議だ。
何よりhideは男の目線から見てもカリスマ性もあったし、なぜか身近にも感じる人だった。普段の格好も、ジャージを着ていたり…。
宅録の先駆者でもあったhide
彼は90年代の初め頃から宅録の先駆者でもあった点も見逃せない。よくインタビューで話していたhideの作曲スタイルの内容は「バンドメンバーがいないから対コンピューターという作曲スタイルとなった」と話していた。
この話しを自分は非常によく覚えており、学生時代バンドなどやりはじめたのだが、このhideの作風で音楽が作れない自分にもどかしかった笑。
これは今現在の状況ではDTMツールがかなり便利になり、自分はMacのGarageBandでこのhideの作風スタイルに近い形で曲が作れるようになったが、そこへたどり着くまでに15年近くかかった。もう少し早くたどりつけたのかもしれないが…情報が無かった。
DEMO音源の質の良さ
そして昔から興味があったのはhideのDEMO音源だ。
共同プロデューサーである稲田氏はあまり公開したくなかったとのことだが、2014年暮れに初めてhideのDEMO段階の音源が公開された。
自分が興味があったのはhideがDEMO段階でどこまで曲を作っていたのか、であった。
そして2014年12月に公開された音源は昔から存在は言われていた「子ギャル」だ。
ボーカロイドで再現された正式音源とhideによるDEMO音源が販売されたのだ。
まずDEMO音源についてだが、hideはDEMO音源段階でほぼ完成している曲を作っていたのに驚いた。ドラムこそ打ち込みで、ボーカルもhide語のようなラフなボーカルメロディラインであったが、ギターも重ねてあり、ベースも入っていて、ボーカルとドラムを入れ替えれば完成するような段階のデモであったのだ。
肝心の子ギャルの正式版についてはこの記事で書いているので、興味があったら一読を。
speadfreaksbabyrocketdive.hatenablog.com
hideの技術革新の話しはまだあるので、また何かあれば書こうと思う。