初めてのエフェクターは何を買うべきか
日本のギタリストにとって、まず悩むのが音作りであると思う。
自分は初めてのエフェクターは何を買うべきかと言われたら
断然、コンパクトエフェクターを薦める。
学生時代に、サークルの同僚に
「初めてならマルチエフェクターを買った方が良い」と言われて
マルチエフェクターを買ったのだが、完全に失敗した経験があるからだ。
自分の経験上、マルチエフェクターはある程度ギター演奏に慣れた人が使うべきであると思う。ギター初心者やたまにギターを弾く人にとってマルチエフェクターは選択肢が多すぎてわけがわからない機器なだけと思うからだ。
初心者にとってマルチエフェクターが使いにくい点は選択肢が多すぎるという点だけにあると思う。
初心者は歪系のエフェクター1つとJC120のアンプさえあれば、とりあえず事足りるだろう。ある程度この状態に慣れた上で新たな音を探すと良いと思う。
特にJC120はアンプひとつで多彩なエフェクトを持っている。フットスイッチさえあればそれが簡単に切り替えも出来るので、とりあえず初心者セットはギターと歪エフェクターとJC120で問題無いはずだ。
音色の造り方
初めてのエフェクターをマルチを買って失敗した自分は暫く…本当にここ10数年はマルチエフェクターを敬遠していた。
しかし、最近ギターでバンド演奏する機会が多くドンシャリのサウンドを作るのにあたりいろいろ研究をここ2年してきた。
特に日本のスタジオやライブハウス事情は、環境がバラバラだったため相当悩む結果となった。音色はドンシャリ傾向で行こうとなったので、エフェクターは必要無いと判斷し、音痩せを嫌いアンプヘッドをまず導入した。
しかし、これも安易だったなと今にして思う。
キャビネットが場所によってバラバラなため、音色が安定しなかった。
まぁこれは世界中そういうことが起こるのかもしれないが。
で、この経験から学んだことはアンプを一つに絞るべきという結論。
それで冒頭にも書いたがJC120が一番安定しているアンプなのだ。
ライブハウスでもスタジオでもこれを置いていないという所はほとんど無い。
アマチュアクラスでアンプとキャビネットを揃えて持ち込むのは相当キツい。実質無理だ。そのため、日本のアマチュアミュージシャンはJC120で音を作り込むのが間違いが無いやり方だと自分は思う。
コンパクトエフェクターでシステムを組む
現状ではこれが今の自分の最大のシステムの組み方だ。
特に音色はそこまで多くない。あとこれにJC120+フットスイッチの組み合わせでコーラスも付けている。
だが、これだけでも相当重い笑。こうして見ると、ギターを始めた当初よりだいぶシステムを組んでいるっぽく見える。
一応、使っている機材を挙げていこう。
ギターはギブソンレスポール。リンクは参考程度で、実際にはこれでは無い。
まずはチューナー。ポリチューン。全弦同時チューニングの優秀機。
DIEZELのアンプシミュレーター、歪ペダルにもなるVH4。歪はこれ一択。
ノイズリダクション。これもだいぶ優秀機。もともと真空管エフェクターを使っていたのでそのノイズを取るために使っていたが、あまりに優秀なため歪エフェクターを変更しても使っている。今はVH4の前に置いている。
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BOSSの名器、ブルースドライバー。技シリーズ。音色が2つ使えるのが利点。
しかしVH4がある限り、こちらはブースター専用品。
そして重さを解消するために行き着いた先は、なんとマルチエフェクターだった笑。
続く。