使いにくいエフェクターの代表格
と冒頭からいきなりのダメ出しだが
最近の中華製のエフェクターの出来はなかなか良いのであるが、やっぱり自分的にはだめだったって話。
マイクロプリアンプシリーズは歪みペダルではなく、名前の通りプリアンプなのでアンプヘッドのリターンに挿して使うもの。
コンパクトエフェクターより更に小さいサイズなので、軽くて利便性は高く、意外にも音が良い。
そしてそのマイクロサイズのプリアンプをリリースし続けるMOOERは中国のメーカーだ。
このシリーズは割と世間では受け入れられており、結構好評とのことで自分も試してみた。
説明書から作り直して欲しい
まず買ったのはDiezelアンプ VH4を模したこのタイプだ。
で、冒頭に戻る。説明書からして、作り直して欲しいと言うのは
一応、日本語説明書が付いているのだ。
つなぎ方までバッチリ載っている。一見問題無さそうであるが
肝心な操作説明が無い。
日本の代理店がこの説明書をつけているなら、早急に改善して欲しい。
なぜ操作説明が無いと言う旨を繰り返すか。
このプリアンプはこのサイズながら、チャンネルが2つ使える。
1つは歪み、もう1つはクリーンのように使うことができ、この切り替えはプッシュ式ボタンで切り替える…ボタンを指でカチッと押す。
フットスイッチではなく、LEDのスイッチで切り替えが必要。
ちなみにキャビシュミも搭載している。
補足だが、メモリー記憶が両チャンネルにあり
説明が無いので、こちらの憶測だが
LEDプッシュ式ボタンを押して設定したものがメモリーで記憶されている…ようだ。
そしてフットスイッチで両チャンネルを切り替えておけば、あらかじめ設定したメモリで音を出せるらしいが…
これ問題点はここで、演奏中に音の設定を変えたくなったときはどうすれば良いのだろうか??
ゲインを上げた設定をフットスイッチで切り替えたら、リセットされるのか??
と、この説明が全く無く、ボタンのLEDの色が変わるので見た目でどのチャンネルかはわかるのだが、切り替え方がわからなかったし、どの色がどのチャンネルなのかも判断がつかなかった。
説明書にこの記載を強く求める。
また、ツマミがかなり小さいので操作性が悪い。正直、このぐらい小さいと微調整がかなり厳しい。
だが音質は良い
かなり音が良く、作り込まれたプリアンプとは感じた…が、操作性がそれを台無しにしている。
なんでこれここまで評判なんだろうか。
小さいから?でも使ってみた人はたぶん、問題点に気付くはずなのだが。