軽量ボードを考える
このブログはエフェクター関連のワードで辿り着いている人が多く、それはそれでよかったなと思うようになってきた今日この頃…笑。
さて、先般予告したエフェクターボードに関して軽量化したボードを考案した。
メインボードとは異なりほんとうに軽さのみを追求したサブボードだ。
今回のボードを考えついたきっかけはHOTONEの新プリアンプがリリースされたからだ。
まぁこのブログでは中華メーカーをさんざん言っているので、今更なんだとは思われるかもしれないが
自分の中で考えてるエフェクターボード条件を満たしているのは今のところ下記のみ。
- 小さい
- プリアンプは必須で音色は複数
- 電力消費が少ない
などが条件だ。
BINARY AMPと言う名前で
複数のアンプシュミレーターが付いた、小型プリアンプが発売された。
これがHOTONEのものなのだが、同社のXTOMPのアンシュミを抜き出したモデルだ。
12種のシュミレーターがあるので十分使えると判断して導入した。
欠点は外部のMIDIなどに対応していないため、音色切り替えが面倒な点だ。
代理店のオールアクセスもイマイチなんだよな。
まぁ中華製に期待するなってことなのかもしれませんが…。
それでも音に定評があったXTOMPの技術を使っているとのことで
音に関してはパラメーターも全アンプ共通なので、音色設定がやりやすい。
ただアップデートがあったりしても本家サイトを確認しないとわからないという
点がなんとも…。ちなみに現段階ではバージョンは1段階更新されている。
使ったのは3つのみ
このプリアンプにはセンド&リターンが付いているため、空間系のエフェクターを
ダイレクトに接続が可能だ。
それにZOOMの空間系マルチストンプをつないでおり、Aはクリーン用とBはリバーブだけかけっぱなしのチャンネル設定を行い、フットスイッチで2つを切り替えてマルチストンプは使用している。
あとはチューナーはポリチューン3。これはミュートとチューナーとバッファーの3つの機能をひとつでまかなえるので、導入。
これでボードは完成した。ジャンクションボックスも一応追加している。
非常に軽くて、持ち運びがしやすいボードが完成した。
欠点は操作性にある
ただ、このボードは音色切り替えに2つスイッチを踏まないと切り替えできない。
前述のようにマルチストンプはAとBの振り分けをフットスイッチで切り替えする。
プリアンプもプリセットこそ可能だが、フットスイッチでバンクを切り替えないと音色を切り替えることができない。
歪の音からクリーン音へ行く場合
プリアンプのフットスイッチ踏み、マルチストンプのフットスイッチも踏む。
2回の工程はかなり煩わしい。
しかし残念ながら、これは改造しない限りスイッチャーには対応できないので
我慢して2つ踏んでいくしかない。
それよりも軽いし、音色が多彩になった。
それをもっとも喜ぶべきなのかもしれない…。