あくまでhideと言う人間がかつていた、と言う映画
そんな感じの映画でした。
hideと言う人がどんな人間だったのか?と言うのは伝わるので
hideをリアルタイムで知らない人には良いかもしれない。
当時をリアルタイムで知っている人は、当時の出来事をフィクションを交えて描いているので
あまり観る必要はないかな…と言う感じ。
全般的に演奏シーンとか、ちょっとパフォーマンス的なもので物足りなさがあったりしたけど
最後のツアー映像でhide本人が出てくる映像を交えてくるため、このシーンは当時を思い出してしまい悲しい。
1998年に行われたTribal Ja,Zooツアーは本人が不在と言いつつも要所のボーカルは全てhideのため
本人が歌うボーカル音源と映像のリンクが図られており
hideがあくまでそこにいるというライブ演出だった。
そんな感じの演出だったたし、そのツアー前後で新曲が出たり、アルバムが出たりしたため本当にhideは死んだのか?
という感覚があったけど、あの映像を観るとやっぱりhideはいなかったんだなと言うのを結構感じてしまい
当時を思い出してしまった…。と言う、映画の感想です。
初見でhideとは何者なのか、と思ってる若人やhideを知らない人向けの映画じゃないかと思います。
1998年と言うのは自分の中ではターニングポイントで
ギターに興味が出たりしたのはX JAPAN HIDEの影響が強く、hideのようなわかりやすいロックスター的な人がいなかったら
ギターなどに興味は持てなかっただろうなとは思う。
下記が原作の本で、マネジャーと共同プロデュースのINA著の本