プリアンプは有効か否か
このブログ内でも何回か話は出しているが
ギター用プリアンプの使い方を考えている。
エフェクタービルダー、楽器屋の店員さんが言われるのは例えプリアンプとして使えるものでも、アンプ側の正面インプットからシールドを挿すのをオススメすると言われることが多い。
これはなぜなのかと言うと、アンプ側のイコライザーを使った方が音色の調整がしやすいと言うことであった。
これはTRIALから言われたのだが、BITEDISTORTIONを購入したときに、直接メーカーにこのエフェクターをプリアンプのとして使う際に気をつけるべきことを確認した時にアドバイスを受けた。
それと楽器屋の店員に言われたのは
プリアンプとして使えるエフェクターでも音量調整が難しいんじゃないか?とのこと。
VH-4ペダルで試奏していた際の話しだ。
なぜかと言うと、ボリュームつまみをだいたい1〜2メモリ上げただけで、めちゃくちゃ音がでかくなるから。あくまでVH-4での話だが。あ、でもVH-4/2でも同じだった。
追記
ちなみにこれはJC120だが、リターン接続時のレベルスイッチにて解消されることが判明。
+4の方へスイッチ入れましょう。
ちなみにアンプはJC120だ。
プリアンプをアンプのリターンに繋げて音を出すメリットを挙げると
アンプのつまみ設定がいらない。
これに尽きる。
つまりアンプのツマミでの調整が必要ないのだ。
これは足元で調整が全て完結するので、あくまで自分は便利だと感じてる。
ただ、やはりボリューム設定に毎回苦労する。
アンプの個体差、ハコの差もいろいろあるので、こればっかりは調整しないとなんとも言えない。
調整を足元のエフェクター+アンプでやるか、エフェクター単体で調整するのか、この違いだ。
幸いMS-3なんて面白いスイッチャー兼マルチエフェクターがリリースされて
プリアンプを使って気軽にいろんな特性のアンプを1つのキャビネットがあれば音が出せるようになってきた。
好きなエフェクターを使おう
MS-3は当初、歪エフェクターを自分で好きなものを使うための
スイッチャーと思っていたのだが
調整のしんどさを含めても、やはりこのスイッチャーを使う場合は
プリアンプを使用して欲しいと個人的には思っている。
結論的にプリアンプが有効か否かという非常に難しい話なのだが
個人的な経験談を書くと
プリアンプは足下で音色調整が完結するので、有効だと思っている。
けど、デメリットもある。
このデメリットについては、リターンに繋いで音出す場合は音量調整が少し難しいかなって思っている。かなり使うアンプの個体差が反映されてるので。
JC120って基本設計は変わってないけど、歴史が長くて生産を止めてないから、見た目一緒でアンプの生産時期がバラバラなのでやっかい。
使用感でいうと、生産時期が新しめの方がやや音量調整はしやすい傾向。逆に古いのは少し音量調整が難しいなかなって。
そう考えるとアンプのインプット入力も全然ありなのではないか…とも思う。ただ、ジャズコ音に引っ張られてしまうのがなんとも。
プリアンプの魅力はアンプの特性をそのまま足下のペダルに持ち込めること、ってことに魅力を感じるのかどうかってところだろうか。
最近おもしろいと思ったのが
HOTONEのBINARYAMPだ。これは正にプリアンプのマルチエフェクター。
けど…これ歪系はなんか音が微妙なんだよなぁ。
クリーン系のアンプは良かった。
しかしこの話を書くと
コンパクトエフェクター→マルチエフェクターの話がループしてしまって終わらなくなりそうだ。
特にMS-3を絡ませると、結局欲しいのはどっちなのか。
こだわりのエフェクターなのか、それともコンパクト性をもたせたいだけなのか???
そうするとマルチエフェクターだけで良いのではないかとか。
最近LINE6から出たこのミニSTOMPもなんかやたらすごいのが出たなと思った。
コンパクトエフェクターとマルチエフェクターの境目が最近崩れていて
永遠のループにはまる…なので、自分の好きなものを使用した方が良いという話をしてしまっているのかな。
結局今の自分のこだわりは
この音で推すという奏法だ笑。
ちょうどコメントを頂いたので、いい機会だと思ってずいぶん前に書いていた
この書きかけの記事をちょっと書き加えてアップロードしてみた。