延々と映画の内容に沿ったレビューではないが
久しぶりに観た映画の感想を。
書いたあとざっと振り返ると結構な言い分の殴り書きネタバレをしているので、個人的な考えとして読んで頂けると幸いです。
チャンバラ映画ではなくなった
スターウォーズのこの新作3部作は、エピソード1〜3に比べるとストーリーはたいしたことはない。
エピソード1〜3の内容は一貫性があり、なによりもチャンバラ愛に溢れていた。
スターウォーズの最大の見せ場はライトセーバーでの戦闘シーンだろう。
エピソード3ではCG技術の発達により、あのヨーダとシスの暗黒卿の戦闘シーンまでを描くことに成功し
オビワンとアナキンのラストの死闘まで終始ライトセーバーを振り回し続けた映画だったのに!
新3部作はどちらかというライトセーバーはオマケだ。
物語のキーワードにはなっているが、残念ながら以前のようなチャンバラシーンはほぼ出てこない。
今回のエピソード9最後の暗黒卿との戦闘シーンはライトセーバーはほとんど使われない。
以前の3部作の印象が強かった自分は正直拍子抜けだった。この映画の本質はなんなのか。
ライトセーバーでの戦闘シーンではないのか
ジョージルーカスは日本のチャンバラを観てライトセーバーを思い付いたという話があったはずだ。
ルーカスの手を離れてしまったスターウォーズはもう別物なのだろうか。
また訳の分からない登場だったのがエピソード9におけるレイア姫だ。
総司令官だったか、役所は。
映画撮影途中で役者が亡くなってしまったのは残念だが
何のために生身でエピソード9に登場したのか。
このレイア姫はエピソード8までの撮影シーンで未公開の映像を繋ぎ合わせ、脚本をいじってストーリーとセリフを変えて辻褄を合わせたらしい。
だってキャリーフィッシャーが亡くなった直後は彼女はエピソード9では出ないとルーカスフィルムは明言していたのに!
冷静に考えるとエピソード9でレイア姫が出てこないのはおかしいのだが。
しかし、途中でルークと同じような理由で亡くなる。
そう実はほとんど作中では出て来ないのだ。
最初と途中でちょっと出て、死ぬ。
そこまで生前の映像が必要だったか??
疑問を感じた。
CG技術が発達している以上はもっとほかにやりようがあったのではと思う。
上記映画ではすでに亡くなったキャストをCGと生身の人間の組合せで登場させた。
監督はそれはしたくなかったとインタビューで話していたが、逆にこれで良かったのかと個人的には問いたい。
最後はポーの役所は一体なんだったのか、よくわからず
レイがスカイウォーカーを名乗って終わるって言う結末で…
まぁ綺麗にまとめてみたと言う感じがしないでもない。
とまぁ、散々な内容になってしまったが
ここに来てスターウォーズのエピソードはスピンオフを含めると12作?くらいあるため、改めて1から観てみようかと思った。
来年はユアンマクレガーがオビワン役で復帰して
連続ドラマがアメリカで放送されるらしいので
それにはライトセーバーの活躍を願う。
2/10追加更新!!
と、ギズモードからの転載ですが
なんとキャリーは髪や服はCGだったとか…。
それはそれで悪くは無いなと思った印象。