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映画 SLAM DUNK レビュー【ネタバレは詳細はなし】

原作にプラスアルファな話

昨年末に観た映画だが、とりあえず今冬一番の映画だった。

だけど、これは原作読んでいる人向けかな。

原作を読んでなくても観れる映画だけど、正直あの試合の面白さは

伝わらないだろう。だから原作を読んで絶対に観るべき映画だ。

 

結構、前情報でもちらほら出ているがこの映画の主人公は

桜木花道ではなく宮城リョータだ。

あの試合に宮城リョータの原作で出ていない話をプラスしたという映画。

 

もともと原作では、本作で描かれた試合に宮城リョータは大幅フィーチャーされていない。

なんでこの試合に宮城リョータの話を足したのかは、理由は語られているが

個人的にはたぶんアニメでやらなかったから

としか思っていない。

 

映画を観る前から事前に知ってはいたし、宮城リョータで描く理由も作者のインタビューで

知っていたので、わかっていたけどなんであの試合なのか。明確ではない気がした。

 

でも、原作読んでいれば話の大筋はわかるから

宮城リョータの話が入ってきやすい。

ただ、試合に出てくるメンバーのバックグラウンドはほぼ映画では描かていないので

これも原作を読まないとわからない。

 

そういえば、板前のあの人はカットされているんだよな。

ゴリが倒れるシーンはあるのに。でも観客席にどうもいるらしい。

 

事前に言われていた声優の交代は、特に違和感が無い。

そもそもこの映画はアニメを見ていた人をターゲットにしていたわけではないから

騒いでいたのって一部の人だけなのでは。

自分はアニメをリアルで見ていた世代だが、もう30年近く前だ。

違和感はないよね。

 

意外に主題歌の曲も特に違和感がなかったな。

ここで逆に昔のままの曲流れても違和感があるような気がする。

 

面白かったのはコミックの扉絵に書いた挿絵の表現を映画にちょいちょい挟んでいること。

花道が手を痛がるシーンとか。あとバスケのルールが前後半制のままなこと。

これを変えると話がおかしくなるか笑。

最近のバスケはクォーター制のため前後半というのは無いので。

 

下記は映画を観る前でも読んでいいと思う。観てからまたもう一度読む、そんな本。

あと原作ね。