若い頃のチェスターボーカルがエモい
と書いたが、チェスターの声はリンキン・パークの頃と雰囲気があるけど、異なった声で
新しいバンドがデビューしたみたいなアルバム。
GREY DAZEとしてはすでに3枚のアルバムをリリースしていたと言う。
そのアルバムからチェスターのボーカルのみを抜き出して、オケをアレンジから作り直したのが本作だと言う。
このボーカルテイクは以前アルバムで録ったものをそのまま使っているだけかと思ったら、今回のアルバムで使っているチェスターのボーカルは今まで使っていないテイクを中心にセレクトしたとのこと。
通常1曲につき何テイクも録っているため、いろんなバージョンのマスターテープが残っていたという。
リアレンジしているのもあり、ボーカルが20年以上前の録音作でもかなり聴き応えがある作品にはなっている。
ボーカルテイクメロディに合わせて曲を作ったとのことなので、この場合ボーカルがエモーショナルだと曲はボーカルに引っ張られて、よりエモーショナルになるから曲がかなりエモい。
チェスターのビジネスパートナーがこの作品のインタビューで語っていたけど、今作は17曲録ったけど6曲アウトテイクになっているという。
そのため次作も検討しているらしい。
あとアルバム3枚分のマテリアルが残っていると前述のインタビューで話していた。
アルバムの感想はモダンテイストに仕上げられたグランジと言ったアルバムかな、第一印象は。
あと曲のアウトロとかでチェスターが何か喋ってる曲とかあるけど、これ英語だから何を言ってるのかわからず。こういう場合、英語が理解できないとつまらないなとは思う。
余談だが、Airpodsproで最初通しで聴いたらあまりに迫力が無くて平坦な楽曲なのかと勘違いしてしまった笑。
やっぱりロック向きではないイヤホンだな。